The Way to Eden, Part II
フランクフルト空港に到着。
トランジットの猶予は2時間。
フランクフルト空港って広いんでしょう?2時間で間に合う??と思いながらターミナルとゲートを確認しうろうろ。
ターミナル移動の途中には手荷物検査がありました。ブーツまで脱がされてびっくり。
そして早速海外の洗礼を受けました…英語が壊滅的に聞き取れない…笑
そして検査場の人たち怖い…笑
なんとか手荷物検査をクリアし、バーミンガム行きが離陸するBターミナルへ移動。
しかし、Bターミナルのゲートが多い!!!
しかも何番ゲート以前はこっち、以降はこっち、みたいな標識なので思い切りゲートを間違えました…入国審査のあるゲートに向かうと、ハイテンションなインド系?の審査の方にゲートが違うよー、と教えていただきました。
そもそもEUってトランジットの段階で入国審査があるって聞いたけど、イギリスはその限りではないんですね…勉強になった…
そしてバーミンガム行きが離陸するゲートには30分でたどり着きました。余裕じゃないか!笑
時間も余裕があるのでコンビニに行き、一瞬(ユーロ持ってねぇ…!)と焦るも無事クレカでミネラルウォーターを購入 。ブランドがわからないからとりあえず日本でも見かけるエ●アンをチョイス。
…覚悟はしてたけど、おいしくない 笑
そして落ち着いたところで空港のwifiを繋ぎTwitterで現状を報告。
すでに会場に着いてると思っていた方が多数いらっしゃいました。大阪を離陸してから10時間。すみません、まだドイツです…笑
家族にもLINEでフランクフルトで乗り換え待ちの旨を報告。日本時間ですでに夜の11時とかだから向こうついても到着の報告ができないなーと思っていたら、いつの間にか搭乗が始まっていました。
小型機で約90分のフライト。短距離だからか座席にテレビはなく、新幹線をちょっとチープにした雰囲気でした 笑
テレビとか見れないのか、仕方がないなと思いながらiPhoneでエンタープライズの続きを視聴し始めました。
…ですがこれが悪夢の始まりでした。
大阪→フランクフルトのフライトで乗り物酔いを起こさなかったので、飛行機は大丈夫なんだろうと油断してました。
今回は先程と違って、ジャンボジェットではなく小型機での移動です。
小さいので気流でむっちゃ揺れます。
どれくらい揺れるかというとCAの方が思わずよろめいて近くの座席につかまり立ちになるほど。
乗り物酔いになりやすい私は見事に胃の調子が悪くなりました。
とっさに念のため持っていた酔い止めを服用しますが、時はすでに遅し。
回復の兆しは殆どありません。
バーミンガムへの到着まであと1時間程。
エンタープライズの視聴を止め、おやつのサンドイッチも断り、なんとか耐えます。
そしてどうにかバーミンガムに到着。
離陸の際飛行機が大きくジャンプし、思わず悲鳴を上げてしまいました。
そして飛行機が完全に止まったのを確認し、降りるのを待たずトイレに駆け込みました。
CAの方にむっちゃ心配されました…。
CAさんが水を出してくださり、ちびちびと飲みながら雑談してました。むっちゃ片言だけど。
CAさん「(着陸の時に)機体が弾んだから?」
私「そう。もともと私、車や電車に弱くて。大阪からフランクフルトまでは大丈夫だったんだけど…やっぱり機体が小さいから?」
CAさん「そうだね。帰りは前のほうの席を選んだほうが良いよ。乗り換えはあるの?」
私「いや、ここが目的地です」
CAさん「それならよかった。ゆっくり休んで」
私「ありがとうございます…涙」
教訓:小型機は揺れる
そんなことで飛行機から降ります。むちゃくちゃ寒い…!!
ジャケットと厚手のストールをすぐに羽織りました。
入国カードを記入し(Google翻訳使わないと何を書くのかわからなかった…)、EU加盟国以外の人向けのゲートへ。
入国審査、目的地が目的地だったから(Destination StarTrek の会場の National Exihibition Centor, 通称NEC という名前からしておそらく企業向けの展示会も開催されるのだろうと思うけど)「本当にビジネスじゃないのね?」と念を押されました。こわい。
うまく説明できないので印刷したチケットを取り出します。「スタートレックのファンなのね?」と念を押されます。こわい。
ですがなんとか入国審査をクリアし、スーツケースをピックアッ…
コ ン ベ ア が 流 れ て な い
あれ、ドラマとかで見るような光景は!?しかも人が全然いないし!?
と思ったら係員の人が何も確認せず私のほうにスーツケースを滑らせて?くださいました。顔パス…笑
そしてホテルに向かうためうろうろと無料のモノレール乗り場を探します。
必要ないのに途中で外に出てしまい、寒い思いをしました。
モノレール乗り場に着くと、モノレールからスタートレックのコスチュームの人たちがぞろぞろと降りてきました。初日参加者で、空港周辺かバーミンガム市内で宿泊する方たちでしょうか。
オーヴィルのユニホームを着てた方もいました 笑
早速のスタートレック色に衝撃を受けながらも期待に胸を膨らませ、疲労困憊の体を引きずりながら私はモノレールに乗り込みました
(つづく)